Frame
概要
<Frame> は、<Grid> <Table> 要素に対して、改ページに対応したヘッダーやフッターを付加する要素です。
XMLの記述例
レイアウトXML
<Table> 要素に対して、カスタムのヘッダー・フッターを付加する例を示します。
<Frame>
<FramePageHeader>
<!-- Tableの列幅に合わせてGridの列を設定 -->
<Grid cols="20 20 20" rows="auto" borderThickness="regular">
<GridCell colspan="3"><Text align="center">カスタムヘッダー</Text></GridCell>
</Grid>
</FramePageHeader>
<Table items="${items}" rowHeight="5" minRows="5" borderThickness="regular">
<TableColumn width="20">
<TableColumnTemplate>
<Text>${column0}</Text>
</TableColumnTemplate>
</TableColumn>
<TableColumn width="20">
<TableColumnTemplate>
<Text>${column1}</Text>
</TableColumnTemplate>
</TableColumn>
<TableColumn width="20">
<TableColumnTemplate>
<Text>${column2}</Text>
</TableColumnTemplate>
</TableColumn>
</Table>
<FrameFooter>
<!-- Tableの列幅に合わせてGridの列を設定 -->
<Grid cols="20 20 20" rows="auto" borderThickness="regular">
<GridCell colspan="3"><Text align="center">カスタムフッター</Text></GridCell>
</Grid>
</FrameFooter>
</Frame>
<Table> には以下のようなデータを入力します。
{
"items":[
{
"column0":"col0 row0",
"column1":"col1 row0"
},
{
"column0":"col0 row1",
"column1":"col1 row1"
}
]
}
このXMLと入力データでは、以下のように描画されます。

スタイルXML
<Frame key="style1" />
注記
スタイルXMLでこの要素を記述することは可能ですが、現在のバージョンでは指定可能な属性はありません。
属性
width
描画領域の幅を設定します。
注記
この属性はスタックルールの要素内でのみ使用できます。
- データ型
- UnsignedFloat (単位 : mm)
- 必須
- 必須です。
- テンプレート変数の使用
- 使用可能です。
- スタイルXMLでの記述
- 記述できません。
x
この要素を配置するX座標(水平方向の位置)を指定します。
座標の基準点は origin プロパティで指定します。
注記
この属性はスタックルールの要素内でのみ使用できます。
- データ型
- Float (単位 : mm)
- 必須
- 必須です。
- テンプレート変数の使用
- 使用可能です。
- スタイルXMLでの記述
- 記述できません。
y
この要素を配置するY座標(垂直方向の位置)を指定します。
座標の基準点は origin プロパティで指定します。
注記
この属性はスタックルールの要素内でのみ使用できます。
- データ型
- Float (単位 : mm)
- 必須
- 必須です。
- テンプレート変数の使用
- 使用可能です。
- スタイルXMLでの記述
- 記述できません。
origin
X/Y座標の基準点を設定します。
注記
この属性はスタックルールの要素内でのみ使用できます。
- データ型
- Origin
- 必須
- 必須です。
- テンプレート変数の使用
- 使用可能です。
- スタイルXMLでの記述
- 記述できません。
breakInside
この要素の改ページ制御ルールを設定します。
- データ型
- BreakInside
- 必須
- 省略可能です。既定値は
autoです。 - テンプレート変数の使用
- 使用できません。
- スタイルXMLでの記述
- 記述できません。
logic
この要素に適用する制御構造を設定します。
- データ型
- Logic
- 必須
- 省略可能です。既定値はありません。
- テンプレート変数の使用
- 使用できません。
- スタイルXMLでの記述
- 記述できません。
style
この要素に適用するスタイルの名前を設定します。
- データ型
- StyleName
- 必須
- 省略可能です。既定値はありません。
- テンプレート変数の使用
- 使用できません。
- スタイルXMLでの記述
- 記述できません。
key
この要素のスタイル名を設定します。
注記
この属性はスタイルXMLでのみ使用できます。
- データ型
- StyleName
- 必須
- 省略可能です。既定値はありません。
- テンプレート変数の使用
- 使用できません。
- スタイルXMLでの記述
- 記述可能です。