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ColumnText

概要

<ColumnText> は、テキストを1文字区切りで描画する要素です。

この要素では、描画したい文字列をテキストコンテンツとして指定します。 テンプレート変数をテキストコンテンツ内で使用することも可能です。 詳細については、以下の開発ガイドを参照してください。

なお、<ColumnText> は1行で表示するコンポーネントであるため、テキストの改行には対応していません。

XMLの記述例

レイアウトXML

<Grid> と同様に、cols 属性で1文字分の列の幅と数を指定します。

<ColumnText cols="* * * * * * * * * *" borderThickness="regular">
AA12345678
</ColumnText>

このXMLは以下のように描画されます。

描画結果

スタイルXML

<ColumnText key="style1" fontFamily="mincho" />

属性

cols

列の幅と数を設定します。

データ型
ColumnLengthList (単位 : mm)
必須
必須です。
テンプレート変数の使用
使用可能です。
スタイルXMLでの記述
記述できません。

fontFamily

フォントファミリーを設定します。

データ型
FontFamily
必須
省略可能です。既定値は gothic です。
テンプレート変数の使用
使用可能です。
スタイルXMLでの記述
記述可能です。

size

フォントサイズを設定します。 指定可能な値は 1 以上、1024 以下です。

データ型
UnsignedFloat (単位 : pt)
必須
省略可能です。既定値は 11 です。
テンプレート変数の使用
使用できません。
スタイルXMLでの記述
記述可能です。

color

テキストの色を設定します。

データ型
Color
必須
省略可能です。既定値は black です。
テンプレート変数の使用
使用可能です。
スタイルXMLでの記述
記述可能です。

bold

テキストを太字にするかを設定します。

データ型
Boolean
必須
省略可能です。既定値は false です。
テンプレート変数の使用
使用できません。
スタイルXMLでの記述
記述可能です。

borderThickness

罫線の太さを設定します。

データ型
StrokeThickness (単位 : mm)
必須
省略可能です。既定値は 0 です。
テンプレート変数の使用
使用できません。
スタイルXMLでの記述
記述可能です。

borderColor

罫線の色を設定します。

データ型
Color
必須
省略可能です。既定値は black です。
テンプレート変数の使用
使用できません。
スタイルXMLでの記述
記述可能です。

borderStyle

罫線の描画パターンを設定します。

データ型
StrokeStyle
必須
省略可能です。既定値は solid です。
テンプレート変数の使用
使用できません。
スタイルXMLでの記述
記述可能です。

outerBorderThickness

外枠の罫線の太さを設定します。

borderThickness と同時に指定した場合、外側の罫線には outerBorderThickness が適用され、内側の罫線には borderThickness が適用されます。

データ型
EdgeBorderThickness (単位 : mm)
必須
省略可能です。既定値はありません。
テンプレート変数の使用
使用できません。
スタイルXMLでの記述
記述可能です。

outerBorderColor

外枠の罫線の色を設定します。

borderColor と同時に指定した場合、外側の罫線には outerBorderColor が適用され、内側の罫線には borderColor が適用されます。

データ型
EdgeBorderColor
必須
省略可能です。既定値はありません。
テンプレート変数の使用
使用できません。
スタイルXMLでの記述
記述可能です。

outerBorderStyle

外枠の罫線の描画パターンを設定します。

borderStyle と同時に指定した場合、外側の罫線には outerBorderStyle が適用され、内側の罫線には borderStyle が適用されます。

データ型
EdgeBorderStyle
必須
省略可能です。既定値はありません。
テンプレート変数の使用
使用できません。
スタイルXMLでの記述
記述可能です。

backgroundColor

背景色を設定します。

データ型
Color
必須
省略可能です。既定値は transparent です。
テンプレート変数の使用
使用できません。
スタイルXMLでの記述
記述可能です。

width

描画領域の幅を設定します。

注記

この属性はスタックルールの要素内でのみ使用できます。

データ型
UnsignedFloat (単位 : mm)
必須
必須です。
テンプレート変数の使用
使用可能です。
スタイルXMLでの記述
記述できません。

height

描画領域の高さを設定します。

auto を指定した場合、コンテンツの高さに合わせて自動的に調整されます。

データ型
FlexHeight (単位 : mm)
必須
省略可能です。既定値は auto です。
テンプレート変数の使用
使用できません。
スタイルXMLでの記述
記述できません。

x

この要素を配置するX座標(水平方向の位置)を指定します。 座標の基準点は origin プロパティで指定します。

注記

この属性はスタックルールの要素内でのみ使用できます。

データ型
Float (単位 : mm)
必須
必須です。
テンプレート変数の使用
使用可能です。
スタイルXMLでの記述
記述できません。

y

この要素を配置するY座標(垂直方向の位置)を指定します。 座標の基準点は origin プロパティで指定します。

注記

この属性はスタックルールの要素内でのみ使用できます。

データ型
Float (単位 : mm)
必須
必須です。
テンプレート変数の使用
使用可能です。
スタイルXMLでの記述
記述できません。

origin

X/Y座標の基準点を設定します。

注記

この属性はスタックルールの要素内でのみ使用できます。

データ型
Origin
必須
必須です。
テンプレート変数の使用
使用可能です。
スタイルXMLでの記述
記述できません。

logic

この要素に適用する制御構造を設定します。

データ型
Logic
必須
省略可能です。既定値はありません。
テンプレート変数の使用
使用できません。
スタイルXMLでの記述
記述できません。

style

この要素に適用するスタイルの識別名を設定します。

データ型
StyleName
必須
省略可能です。既定値はありません。
テンプレート変数の使用
使用できません。
スタイルXMLでの記述
記述できません。

rangeStyle

この要素にセル範囲指定で適用するスタイルの識別名を設定します。

データ型
StyleName
必須
省略可能です。既定値はありません。
テンプレート変数の使用
使用できません。
スタイルXMLでの記述
記述できません。

key

この要素のスタイル名を設定します。

注記

この属性はスタイルXMLでのみ使用できます。

データ型
StyleName
必須
省略可能です。既定値はありません。
テンプレート変数の使用
使用できません。
スタイルXMLでの記述
記述可能です。

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