Table

<Table> は、入力データを表形式で動的に描画する要素です。

<Table items="${items}" rowHeight="5" minRows="5" borderThickness="0.1">
  <TableColumn width="auto">
    <TableColumnHeader>
      <Text>column0 header</Text>
    </TableColumnHeader>
    <TableColumnTemplate>
      <Text>${column0}</Text>
    </TableColumnTemplate>
    <TableColumnFooter>
      <Text>column0 footer</Text>
    </TableColumnFooter>
  </TableColumn>
  <TableColumn width="auto">
    <TableColumnHeader>
      <Text>column1 header</Text>
    </TableColumnHeader>
    <TableColumnTemplate>
      <Text>${column1}</Text>
    </TableColumnTemplate>
    <TableColumnFooter>
      <Text>column1 footer</Text>
    </TableColumnFooter>
  </TableColumn>
</Table>
{
  "items":[
    {
      "column0":"col0 row0",
      "column1":"col1 row0"
    },
    {
      "column0":"col0 row1",
      "column1":"col1 row1"
    }
  ]
}
描画例

プロパティ

items

<Table> に入力するデータを設定します。

データ型

なし(テンプレート変数のみ指定可能)

必須

省略可能です。既定値はありません。

テンプレート変数

使用可能です。Array を入力してください。

rowHeight

行の高さを設定します。

データ型

FlexHeight

必須

省略可能です。既定値は auto です。

テンプレート変数

使用できません。

minRows

最小行数を設定します。 items で入力したデータの件数が minRows に満たない場合、不足分の空行を挿入します。

データ型

UnsignedInteger

必須

省略可能です。既定値は 0 です。

テンプレート変数

使用できません。

breakCondition

行ごとの改ページ条件を設定します。 指定したテンプレート変数が true と評価される場合、その行の直前に改ページを行います。

このプロパティは、<LayoutBody> の直下の <Table> でのみ使用可能です。 それ以外の場所で指定した場合は無視します。

データ型

なし(テンプレート変数のみ指定可能)

必須

省略可能です。既定値はありません。

テンプレート変数

使用可能です。bool を入力してください。

borderThickness

罫線の太さを設定します。

データ型

StrokeThickness

必須

省略可能です。既定値は 0 です。

テンプレート変数

使用できません。

borderColor

罫線の色を設定します。

データ型

Color

必須

省略可能です。既定値は black です。

テンプレート変数

使用できません。

borderStyle

罫線の描画パターンを設定します。

データ型

StrokeStyle

必須

省略可能です。既定値は solid です。

テンプレート変数

使用できません。

outerBorderThickness

外枠の罫線の太さを設定します。 borderThickness と同時に指定した場合、外側の罫線には outerBorderThickness が適用され、内側の罫線には borderThickness が適用されます。

データ型

EdgeBorderThickness

必須

省略可能です。既定値はありません。

テンプレート変数

使用できません。

outerBorderColor

外枠の罫線の色を設定します。 borderColor と同時に指定した場合、外側の罫線には outerBorderColor が適用され、内側の罫線には borderColor が適用されます。

データ型

EdgeBorderColor

必須

省略可能です。既定値はありません。

テンプレート変数

使用できません。

outerBorderStyle

外枠の罫線の描画パターンを設定します。 borderStyle と同時に指定した場合、外側の罫線には outerBorderStyle が適用され、内側の罫線には borderStyle が適用されます。

データ型

EdgeBorderStyle

必須

省略可能です。既定値はありません。

テンプレート変数

使用できません。

headerBackgroundColor

ヘッダー行の背景色を設定します。

データ型

Color

既定値

transparent

テンプレート変数

使用できません。

footerBackgroundColor

フッター行の背景色を設定します。

データ型

Color

既定値

transparent

テンプレート変数

使用できません。

width (stack-only)

描画領域の幅を設定します。

データ型

UnsignedFloat (単位: mm)

必須

Stackコンテナ要素内に限り、必須です。

テンプレート変数

使用可能です。

備考

このプロパティはStackコンテナ要素内でのみ有効です。

x (stack-only)

この要素を配置するX座標(水平方向の位置)を指定します。 座標の基準点は origin プロパティで指定します。

データ型

Float (単位: mm)

必須

省略可能です。既定値は 0 です。

テンプレート変数

使用可能です。

備考

このプロパティはStackコンテナ要素内でのみ有効です。

y (stack-only)

この要素を配置するY座標(垂直方向の位置)を指定します。 座標の基準点は origin プロパティで指定します。

データ型

Float (単位: mm)

必須

省略可能です。既定値は 0 です。

テンプレート変数

使用可能です。

備考

このプロパティはStackコンテナ要素内でのみ有効です。

origin (stack-only)

X/Y座標の基準点を設定します。

データ型

Origin

必須

省略可能です。既定値は topLeft です。

テンプレート変数

使用可能です。

備考

このプロパティはStackコンテナ要素内でのみ有効です。

breakInside

この要素の改ページ制御ルールを設定します。

データ型

BreakInside

テンプレート変数

使用できません。

既定値

auto

style

この要素に適用するスタイルの識別名を設定します。

データ型

StyleName

必須

省略可能です。既定値はありません。

テンプレート変数

使用できません。

logic

この要素に適用する制御構造を設定します。

データ型

Logic

必須

省略可能です。既定値はありません。

テンプレート変数

使用できません。

StyleXML

<Table> 要素は、StyleXMLに対応しています。 次のプロパティが使用可能です。

CellRange

StyleXMLの <Table> 要素では、子要素に <CellRange> 要素を記述できます。この要素を使うことで、指定したセルの範囲に対してスタイルを設定することが可能です。

セル範囲は col row プロパティで設定します。値は IndexRange を指定します。

<CellRange> 要素では次のプロパティが使用可能です。