LinearLayout

<LinearLayout> は、LayoutXMLのルート要素として記述でき、用紙レベルの全体レイアウトを定義します。コンテンツは上から下へ順番に並べて配置され、改ページにも対応します。

<LinearLayout size="A5" orientation="landscape" margin="10">
  <LayoutBody>
    <Text>これはTextです。</Text>
    <Rectangle width="11" height="11" />
    <Text>これはTextです。</Text>
  </LayoutBody>
</LinearLayout>
描画結果

<LinearLayout> の子として記述できる要素は、次の通りです。

<LayoutBody>

レイアウトの本体を表す要素です。

<LayoutHeader>

レイアウトのヘッダーを表す要素です。

<LayoutFooter>

レイアウトのフッターを表す要素です。

これらの要素は、それぞれ1つずつ <LinearLayout> の子要素として記述できます。<LayoutBody> 要素は必須ですが、<LayoutHeader><LayoutFooter> は省略可能です。

<LinearLayout> のコンテンツがページ内に収まらない場合、<LayoutBody> の内容を複数のページに分割して描画します(改ページ)。 改ページを行った場合でも、<LayoutHeader><LayoutFooter> は、全てのページに描画します。

プロパティ

size

用紙サイズを設定します。

データ型

PaperSize

必須

省略可能です。既定値は A4 です。

テンプレート変数

使用できません。

orientation

用紙の向きを設定します。

データ型

PaperOrientation

必須

省略可能です。既定値は portrait です。

テンプレート変数

使用できません。

margin

用紙の余白の大きさを設定します。

データ型

EdgeInsets (単位: mm)

テンプレート変数

使用できません。

既定値

35.01 30 30 30

logic

この要素に適用する制御構造を設定します。

データ型

Logic

必須

省略可能です。既定値はありません。

テンプレート変数

使用できません。

StyleXML

<LinearLayout> 要素は、StyleXMLに対応しています。 ただし、現在のバージョンでは指定可能なプロパティはありません。