Grid

<Grid> は、行と列で構成される表組みを描画する要素です。セルの結合も可能です。

<Grid rows="auto auto" cols="20 20" borderThickness="0.5">
  <GridCell><Text>Cell1</Text></GridCell>
  <GridCell row="1" col="0"><Text>Cell2</Text></GridCell>
  <GridCell row="0" col="1"><Text>Cell3</Text></GridCell>
  <GridCell row="1" col="1"><Text>Cell4</Text></GridCell>
</Grid>
描画結果

プロパティ

cols (required)

列幅の一覧を設定します。 指定した順序に従い、左から順に列の領域が確保されます。

データ型

ColumnLengthList (単位: mm)

必須

必須です。

テンプレート変数

使用できません。

rows (required)

行の高さの一覧を設定します。 指定した順序に従い、上から順に行の領域が確保されます。

データ型

RowLengthList (単位: mm)

必須

必須です。

テンプレート変数

使用できません。

borderThickness

罫線の太さを設定します。

データ型

StrokeThickness

必須

省略可能です。既定値は 0 です。

テンプレート変数

使用できません。

borderColor

罫線の色を設定します。

データ型

Color

必須

省略可能です。既定値は black です。

テンプレート変数

使用できません。

borderStyle

罫線の描画パターンを設定します。

データ型

StrokeStyle

必須

省略可能です。既定値は solid です。

テンプレート変数

使用できません。

outerBorderThickness

外枠の罫線の太さを設定します。 borderThickness と同時に指定した場合、外側の罫線には outerBorderThickness が適用され、内側の罫線には borderThickness が適用されます。

データ型

EdgeBorderThickness

必須

省略可能です。既定値はありません。

テンプレート変数

使用できません。

outerBorderColor

外枠の罫線の色を設定します。 borderColor と同時に指定した場合、外側の罫線には outerBorderColor が適用され、内側の罫線には borderColor が適用されます。

データ型

EdgeBorderColor

必須

省略可能です。既定値はありません。

テンプレート変数

使用できません。

outerBorderStyle

外枠の罫線の描画パターンを設定します。 borderStyle と同時に指定した場合、外側の罫線には outerBorderStyle が適用され、内側の罫線には borderStyle が適用されます。

データ型

EdgeBorderStyle

必須

省略可能です。既定値はありません。

テンプレート変数

使用できません。

outerBorderRadius

外枠の罫線の角の丸みの半径を設定します。

データ型

EdgeBorderRadius (単位: mm)

必須

省略可能です。既定値は 0 です。

テンプレート変数

使用できません。

backgroundColor

背景色を設定します。

データ型

Color

既定値

transparent

width (stack-only)

描画領域の幅を設定します。

データ型

UnsignedFloat (単位: mm)

必須

Stackコンテナ要素内に限り、必須です。

テンプレート変数

使用可能です。

備考

このプロパティはStackコンテナ要素内でのみ有効です。

x (stack-only)

この要素を配置するX座標(水平方向の位置)を指定します。 座標の基準点は origin プロパティで指定します。

データ型

Float (単位: mm)

必須

省略可能です。既定値は 0 です。

テンプレート変数

使用可能です。

備考

このプロパティはStackコンテナ要素内でのみ有効です。

y (stack-only)

この要素を配置するY座標(垂直方向の位置)を指定します。 座標の基準点は origin プロパティで指定します。

データ型

Float (単位: mm)

必須

省略可能です。既定値は 0 です。

テンプレート変数

使用可能です。

備考

このプロパティはStackコンテナ要素内でのみ有効です。

origin (stack-only)

X/Y座標の基準点を設定します。

データ型

Origin

必須

省略可能です。既定値は topLeft です。

テンプレート変数

使用可能です。

備考

このプロパティはStackコンテナ要素内でのみ有効です。

breakInside

この要素の改ページ制御ルールを設定します。

データ型

BreakInside

テンプレート変数

使用できません。

既定値

auto

style

この要素に適用するスタイルの識別名を設定します。

データ型

StyleName

必須

省略可能です。既定値はありません。

テンプレート変数

使用できません。

logic

この要素に適用する制御構造を設定します。

データ型

Logic

必須

省略可能です。既定値はありません。

テンプレート変数

使用できません。

StyleXML

<Grid> 要素は、StyleXMLに対応しています。 次のプロパティが使用可能です。

CellRange

StyleXMLの <Grid> 要素では、子要素に <CellRange> 要素を記述できます。この要素を使うことで、指定したセルの範囲に対してスタイルを設定することが可能です。

セル範囲は col row プロパティで設定します。値は IndexRange を指定します。

<CellRange> 要素では次のプロパティが使用可能です。

関連情報